老兵は死なず・・・・
昨日、20数年前にお世話になった方から突然の電話・・・顔を見たくなったと尋ねてきた。
真っ白な白髪であるもののこの大先輩は、背筋はシャキッとして元気!元気!
懐かしき昔話からはじまり、事業の話、人生の話、そして、最後は孫のお話で花が咲いた。
その先輩は、現在78歳いまだ会社の社長をしているですよ。
この年齢で現役であることに驚いただけではなく、自社のあしたをまだ熱く語ることにもビックリさせられました。
「人間、歳を重ねることは素晴らしいことだ・・・・・・・」
いぶし銀の輝きをみせ、ゆったりと語る一言一言がズゥ〜ンと心に突き刺さるのは何故でしょう?
こんな言葉が頭をよぎった。
『老兵は死なず、ただ消え行くのみ。』
これは、あの日本の占領軍最高司令官マッカーサーの退任する際に議会で語ったスピーチの1節ですよね。
『老兵は死なず・・・・・』
思うに、飛び交う玉をかいくぐって命をかけてきた経験は、老兵達の強さなのでしょう。
しかし、いつの時代でも世間は、その老兵の強さを知ろうとはしない?
マッカーサーのこのスピーチには、そんな時世への皮肉がこめられていると解説する人もいる。
一方、自分のやれることすべてやった! したがって、自らに納得したかった気持ちのスピーチだという解釈もあるようです。
言葉通りに受け取るならば、いつまでも現状の地位にしがみついているのではなく?
次の世代に席を譲ることを語っている?これが一番妥当な解釈でしょう。
いずれにしても名言は、本人の意思に関係なく、後の時代にいろいろ解釈がされるようです。
お話戻して・・・・・
さて、先の先輩も艱難を幾度も乗り越えてきた経験がジワァ〜と滲みでていました。
この乗り越えたハードルは,どれほどの高さで幾つ越えてきたのでしょう。
老兵の凄さ! と強さ! しぶとさは、こんな処から生まれているのでしょうね。
「人間、歳を重ねることは素晴らしいことだ・・・・」
しぶくヒカリ?しぶとく生きる?
そんな老兵になれたらいいなぁ〜〜〜〜(S)
投稿日:2014年7月23日
カテゴリー:事務局からのお知らせ