人間万事塞翁が馬
人間万事塞翁が馬
「にんげんばんじさいおうがうま」
多くの著名人が「座右の銘」にしているこの諺でもあります。
あの司馬遼太郎や青島幸男の同名の著書もありますよ。それだけに、よく目にするこの諺です。しかし、私は、正直真の意味がよく分かりませんでした。
そこで、早速パソコン検索してみました。
出典は、中国・前漢時代の思想書の『淮南子』(えなんじ)の中のお話だそうです。そのお話の中身そのままご紹介しましょう。
『人間万事塞翁が馬』
『ある国境近くの村に塞翁(さいおう)と呼ばれるおじいさんがいました。
ある日、可愛がっていた馬が逃げ出しどこに行ったかわからない。
村人は、この災難を慰めるのですが
「心配するない、これは何かいいことが起こる前触れかも。」と塞翁は落ち着いていた。
やがて逃げた馬が白い駿馬を連れて戻ってきたそうです。
村の人は、素晴らしい白馬を連れ帰った幸運を語ると、「これは何か悪いことが起こる前触れかも。」と塞翁は決して喜びませんでした。
その言葉通りに、塞翁の息子がその白馬から落馬して足の骨を折ってしまう。「駿馬をえて、得をしたと思ったが、えらい災難にあったな〜」と村人は口々にいいます。
しかし、塞翁は、「きっとこれは、いいことが起こる前触れかもしれない。」といいます。
その頃、隣国との戦争が始まり村の若者たちは、出兵し多くが戦死しました。
しかし、塞翁の息子は落馬事故の後遺症で足が不自由なため出兵しなかった。
そして戦争が終わり塞翁は息子と共に生涯幸せに暮らしました。』(語源由来辞典から)
昔の中国では、こんな物語を通じて人の生きる道を教えたのでしょう。
実は、私達が知る”故事ことわざ”の多くは、昔の中国からの贈り物のようですよ。今の中国からは想像できませんね〜〜〜???
また、現代のことわざ解説として、こうも書いていました。
『人間万事塞翁が馬』
人生、いいことも悪いこともある。いちいちくよくよするな。
いいことがあっても慢心するな。悪いことがあっても落ち込むな。
ウ〜ン、なるほど!この諺に深〜いものを感ずるのは私だけでしょうか?(S)
投稿日:2014年6月28日
カテゴリー:事務局からのお知らせ