為せばなったのか?
昨年の当クラブ10周年において伊藤小一創設者から「為せばなったフラッグ1番旗」をいただいた。その名誉あるフラッグは、いつも例会場に掲げられているのは皆さんご存知ですよね。
今日は、この為せば成るについてのお話を・・・・・・
この言葉で始まる名言は、江戸中期の米沢藩の藩主上杉鷹山が述べた名言です。
藩の改革を進める中で、家臣に詠み与えた教訓の一文だそうです。
『 為せば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり 』
その心は、
人が何かを為し遂げようとする意思を持って行動すれば、何事も達成に近づく。
ただ待っていて、何も行動を起こさなければ1歩たりとも近づかない?
結果が得られぬのは、為し遂げる意思を持って行動しないからだ。
これは、どんなことでも強い意志を持って行動することの大切さを説いた格言です。
尚、「成せば成る・・・・」と書かれることもあるようですがこれは間違いです。
「為せば・・・・」は、人間の意志を持った行動のことでまずは、アクション(行動)する事を意味しています。
このように行動することを基本した行動哲学を 『 陽明学思想 』といいます。この陽明学については、またの機会にご紹介します。
ところで、ここでみなさんに問う?
為せばなったフラッグを戴いた当クラブですが・・・さて本当に為せばなったのでしょうか?成ったとしたらそれは、何ですか???
私に言わせれば 『何ひとつ成ったものなし・・・・』 すべてにおいてまだまだ為さねばならないと思うのですよね。
あのね〜
『何をもって為し遂げたと言えるのか?』を考えると・・・いつも目の前に濃い霧が立ちこめる。(S)
投稿日:2014年5月8日
カテゴリー:事務局からのお知らせ